転職サイトに登録すると、自分で求人を検索したり、また、専任のコンサルタントと面談や電話相談をして、より自分に合った求人を探していくことができます。コンサルタントに頼ったほうが効率よく求人を見つけることができますので、自分で求人検索をするよりも、専任のコンサルタントをうまく利用したほうがいいといえます。どちらにもしても転職サイトを利用される前にやっておきたいことがいくつかあります。よりスムーズに転職できるように以下の5つをやっておくようにしましょう。
転職先の地域は決まっているでしょうか?地方から都市部への転職を考える人は多いと思います。これは当然の流れです。地方に比べると都市部のほうが圧倒的に求人件数は多いですからね。でも、人口が多いと病院を利用される人も多くなるわけですから、より激務になる可能性もあります。例えば、激務による体調不良で前職を退職したのであれば、比較的落ち着いた地方を選ぶほうといえるでしょう。また、人間関係を理由に退職された場合、転職希望先が前職の勤務地から近い場合は、病院同士の関わりあいが深いことがあるので、そういった場合も勤務地の選択は慎重になったほうがいいでしょう。
すぐにでも転職したいという方は多いのですが、転職には向いている時期、向いていない時期があることをご存知でしょうか?3〜4月は新卒採用と時期がかぶるから避けたほうがいいと思われがちですが、実は有利な転職時期は3〜4月と9〜10月だと言われています。この時期は退職者が増える時期になりますので、自然と中途採用のニーズが増えるからです。過ごしやすい時期でもありますから、真夏・真冬を避けるという意味でも転職時期としてピッタリです。
転職を希望されているということは今の職に不満があるはずです。「とにかく夜勤が多く困っている」というのであれば、日勤のみと選択できるような転職サイトを利用できるといいですね。「激務は自分に向いていない」というのであれば、週休2日制という条件で検索できる転職サイトを利用できるのが理想的ですね。希望条件すべてを満たすことは難しいので、条件に優先順位をつけてあげるといいです。
条件の中で譲れないのが収入ではないでしょうか。収入を理由に転職を考える方はとても多いですからね。「お金のことを考えての転職ってどうなの?」なんて思うかもしれませんが、生活していく上でとても大事なことなので、こだわってもらいたい部分です。「一応希望はあるけどなかなか口に出せない」という方はコンサルタントを使いましょう。コンサルタントは直接口で言いにくい給料面の話などを転職希望先と話し合いしてくれますので、コンサルタントだけでもいいのではっきりと希望収入は伝えておくようにしましょう。
本気で転職を考えているなら、求人を検索するのと同時に履歴書や職務経歴書の準備もしておきましょう。最近はウェブ上から無料のPDFデータをダウンロードし、印刷することで簡単に履歴書や職務経歴書が作れますので、わざわざ文房具店やコンビニまで買いに行く必要はなくなっています。履歴書は趣味、長所・短所、志望動機の構成を考えておきます。職務経歴書は勤務地や勤務年数のことよりも、これまでに経験してきた実務を思い出して、より詳しく書いていくことが大事になります。まずはメモ帳に箇条書きにして実務経験を思い出してみましょう。
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